ごまかさないで/あなたに落ちる冷たい雨を嗅ぎ分けて

こんな時間にこんばんは。
中野です。

『箱庭』の稽古、日曜日にやったきりしばらくはできないと思っていたのですが、
木曜日にできてしまいました。
早稲田大学演劇博物館で開催中の『サミュエル・ベケット展―ドアはわからないくらいに開いている』
(http://web.waseda.jp/enpaku/ex/13/)に行ってきたのです。

白鳥さんと知り合ったのは2年前の春なのですが、
そのとき初めて共演したのが『ゴドーを待ちながら』の翻案で、お互いにエストラゴンとヴラジーミルだったのです。
それ以来、どこかで『ゴドー』を引き摺っているようなところがあったのですが、
そんなこともあり、せっかくやっているのだから観てこようじゃないかと思い立ったわけです。

白鳥さんは観たあとで、
ベケットは希望をもって作品をつくっていたのだろう、といったようなことを言っていました。
ひとというものへの信頼というか希望というか、といったものを読み取ったようでした。
と、文章で書くとなにか違っているような気がしてしまいます。直接聞いた時にはちゃんとわかった、と思ったのに。
僕に文才がないというのもあるでしょうが、書くことばと話すことばとのあいだにはどうしても溝があるのだろうかと思ってしまいます。
かといって誰とでもすぐに話せるわけではないので、話すことも書くことも同じようにできなければと思うのですが。

そんなことを思いつつ、でもお芝居なのだから言葉に書き記せないものを立ち上げてもいいのではないかと考えています。どうにかしてそれを立ち上げたい。
そのための稽古をまた、気が向いた時にできればと思います。
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声をひそめてあなたといる暮らし

どうも中野です。

石榴界隈はただいま、日夜『距離感を見誤る♯』の準備に励んでいるところですが
その合間を縫って去る日曜日、中野はもうひとつの稽古へと赴きました。
9月にやる〈(石榴の花が咲いてる。)プロデュース企画〉『箱庭』の稽古です。

氷
稽古です。


昼
けい、k


(咳払い)写真を見る限り遊んでいるようにしかみえませんが、これでも1本通し稽古をやったのです。ちゃんと。
葛西にある某臨海公園でやったのですが、おそらくふつうの舞台では絶対にやらないようなシチュエーションで集中して稽古に臨めたと思います。
自分たちで想定していたより、はるかに大きなエネルギーをもった作品が立ち上がってくれそうです。


〈(石榴の花が咲いてる。)プロデュース企画〉というのは、従来の(石榴の花が咲いてる。)の公演としてではなく
なにか作品をつくりたいという人に(石榴の花が咲いてる。)のひとやものをお貸しすることで、
いっしょにつくりあげるお手伝いをしていこうという企画です。
第一弾は〈1/10世紀〉所属の白鳥渚さんと、(石榴の花が咲いてる。)からは中野雄斗が
ふたり芝居に挑みます。
今後10年くらい続けるつもりの第一回目である今年は、9月14日(日)の夕方ころに都内某所で実施する予定です。
どうか楽しみにお待ちください。

白鳥さんはものをみつめる力のとても強い女優さんだと中野は勝手に思っているのですが、
下手をするとやられてしまいそうになるので負けないように、頑張りたいと思います。
そのうちまた稽古をするかもしれません。
『距離感を見誤る♯』ともども、どうぞよろしくお願いいたします。
プロフィール

(石榴の花が咲いてる。)

Author:(石榴の花が咲いてる。)
2013年3月17日、『明るい家族計画』にて成立。おもに見世物をする。
だれでも構成員を名乗り、作品(見世物)を実施することができる。ライブハウス・講堂・大通り・公園・砂浜・ギャラリー・河原といった本来劇場ではない場所で、乾いた感情と湿った人間関係をいささか過剰に、感傷的に描く。また、人の目を引くことを第一に突飛な画造りに励んでおり、感傷的な台詞との差異に面喰らう観客も少なくない。
目標は(石榴の花が咲いてる。)という名称が音楽・絵画・映画・演劇などのようにひとつのジャンルとして成立すること。

問い合わせ先zaccuro☆hotmail.co.jp(☆→@)

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